YUKO’Sキーパーソンに聞く
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YUKO’Sキーパーソンに聞く

糸山 正美

現場第一主義」を貫くためのシステム作り

ユーコーの営業スタイルは何より「現場第一主義」です。私たち本社の営業統括本部としても、店舗が考える営業指針を実現させていくためのサポートに重点を置いています。以前は、毎日営業終了時に各店舗から本社へ営業報告をし、社長に翌日の営業の指示を仰ぐという完全なトップダウンで、導入する遊技台も概ね本社で決定していました。しかし日々の営業の中では、常にお客様の動向を見て即座に対応していくことが求められ、遊技台の選定においても競合店の状況を見据え、お客様のニーズや店舗の戦略に合ったものを効果的に活用していくことが営業上の鍵となってきます。そういった営業の波を敏感に感じ取って判断していけるのは現場の店舗しかありません。そのため店舗の意志や判断を最大限活かしていけるようにボトムアップの体制に移行していったわけです。その中でも、店舗に設置している遊技台の稼働、売上、粗利等、営業に関わる全てのデータをコンピュータに取り込んで管理していくシステム作りに特に力を入れてきました。それは営業現場のサポートの一環として、お客様の動向やニーズを数値化して読み取っていくために早くから独自に取り組んできたものです。

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人を育て、意見を言い合える企業風土

現場主義を貫くためには、何よりその現場にいる社員に、自ら考え実行していくための力が備わっていなければなりません。店舗を運営していくには様々な力が要求されてきますが、数値管理能力もその重要な一つです。ユーコーの社員はみんな数値管理能力に非常に長けていますが、それは自社内で人を育成していくことにこだわり、まず日々の店舗での指導を何よりも大切にし、更にセミナー、講習会などを重ね培ってきたものです。ユーコーはこれからも「人を育てる」ということに最も力を入れ、全体のレベルアップを絶えず図っていく組織でありたいと考えます。
社員一人ひとりのモチベーションを高め、能力を伸ばしていくには、各店舗が持っている営業に対する思いや考えを大切にし、できる限り実行させていくことが必要です。当然そこでは自らの立てた営業指針や戦略に対して、どれだけ多くの情報を収集し、深く思案しているのかが問われてきます。私自身も各店舗のマネージャーと話しをしていく上では、徹底的にその考えを引き出していくようにしています。意見が食い違うことや、何度も議論を戦わせることもありますが、自由に意見を言い合えて、お店をよくすることを追及していく企業風土こそが、ここまで会社を導いてきた大きな力になってきたのだと思っています。

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すべての人々へ感謝、そしてこれからへ向けて

ユーコーがこれまで長い間歩んでくることができたのも、お客様はもちろん周りで私たちを支えていただいた多くの方々の存在があったからだと思います。取引先の様々な人に助けていただいたおかげで、ここまでこられたのだと本当に感謝しております。ユーコーは店舗の改装、機械の導入など、一度決めたらもの凄いスピードで進めていきますから、それにお付き合いしていただいた取引先の方々も本当に大変だったと思います…。その中で共に創意工夫を重ねて、培ってきたものは私たちの大きな財産となっています。これからのユーコーとしては、やはりお客様が足を運んでくださるお店が元気であることが何よりも一番大切です。そのためにも現場の意見を吸い上げていくというボトムアップのシステムをより強化し、その精度を高めスピードを上げていくことが重要となってくると思います。一人ひとりの社員が「いかに店をよくするか」「いかにお客様の支持を集めていくか」常に問題意識をもって施策を練っていく。その上で情報や問題を共有化し、社内の各部署、またグループ30店分の力を活かし相乗効果を上げていくことが、これからの発展につながるのだと思っています。会社が60年以上も続いてこれたのは、お客様はもちろん、様々な人達の支えのおかげであることを決して忘れずに、日々の努力を積み重ねていきたいです。

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