YUKO’Sキーパーソンに聞く
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YUKO’Sキーパーソンに聞く

伊東 辰男

日々移り変わる経営環境、生き抜く企業の強さとは

業界を取巻く経営環境は業界の規制緩和から波及した競争自由化の流れを受け、優劣の格差が拡大するなどサバイバル競争が一段と厳しさを増してきており「一大変革期」にあります。ユーコーはこれまで「変化をチャンス」に変えて業容を拡大してきた長い歴史を持っていますが、最近の急激な環境変化もまた「最高のチャンス」と捉えております。そして事業のさらなる発展と競争優位性の確保を目指し、財務戦略及び店舗戦略(M&A含)並びに組織管理体制の見直しを急速に進めており、様々なアクションプランを具現化していくことがより大事と考えすでに着手いたしております。
また、昨年5月策定した「中期経営(5ヶ年)計画」のなかで、こうした競争環境において成長軌道を維持するためには“顧客ニーズ・ウォンツ”をしっかり捉えた営業戦略を展開し、あらゆる経営環境の変化にも柔軟に対応できる強靭な財務体質の構築を急ぐことが先ず大切であるとの指針を示しました。最終的には、バランスシートのスリム化による資本効率の向上を図っていくことがその狙いです。

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「ユーコーファミリー」としての固い絆と風通しの良い企業風土

「次の時代を担っていく」という強い使命感を持った人財の育成を図り、「風通しの良い企業風土」を作り上げる。企業が永遠に成長・発展する要素は、そこに働く人のうちどれくらいの人間が「働きがい、生きがい」を感じているかで決まると考えています。ユーコーもここ数年、人財の確保に力を入れてまいりました。幸い数多くの優れた人財が集まっておりますが、今後はさらに「感性豊かでマネジメント能力のある人財」を数多く育てていくことが「企業発展の鍵」になると考え、これまで以上に外部研修・海外研修といった研修カリキュラムを取り入れての「人財育成プログラム」の実践を推し進めていく予定です。
また、営業店舗から本社管理部門へといった人事の相互交流を図り企業全体を見渡すことのできる「バランス感覚を持った人間」を数多く輩出していくことも大事と考えております。
『一人ひとりの「知恵」がユーコーを動かす!!』その思いのもと私たち一人ひとりが「ユーコーファミリー」としての固い絆と高い志を持って、役職員相互が信頼しあった「風通しの良い企業風土」を作り上げることが「夢」実現の近道であると考えております。

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「改革のDNA」を継承し、新たなステージへ

ユーコーはこれまで「遊技業界の革命児」として様々な顧客サービスを展開し、時代を先取りしてまいりましたが、このことがユーコーの絶対的な強みとなり、結果的に顧客からみた弊社ブランドの確立に非常に役立ったと考えております。現在では、新たな「ユーコーブランド」を確立するべく建物の外装コンセプトを発展的に統一化(アーバンコンテンポラリーなおしゃれな外装、一目で弊社の店舗があるという存在感を演出)や弊社が最初に導入した「店舗アテンダント制度」の更なるサービス進化により環境No.1、接客No.1を目指した営業戦略によって引き続き「ユーコーブランド」の維持発展に努めてまいりたいと考えております。
私自身も、企業経営にとって「改革」は「進歩・発展」との考えから常に“チャレンジ”する心を失わないように努めているところです。なぜなら「経営革新」を止めた企業、パイオニア精神をなくした企業はいずれ市場から退場を余儀なくされてきたからです。
“いま” ユーコーは「イノベーター」としての「DNA」をしっかりと受け継ぎながら新たなステージに向かってゆっくりと“胎動”しようとしています。業界を取り巻く経営環境は、一層厳しくなることが予測されていますが、企業統治(ガバナンス)及び法令順守(コンプライアンス)といった内部統制力を高め、「改革」の速度を緩めることなくさらに高い企業価値創造に向けて“エンジン全開”まっしぐらに邁進いたしたいと考えております。

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